わずか1世代

みなさんこんにちわ。
今日は、ちょっと面白い意見をネットで見つけたので、紹介したいと思います。

引用ここから

専業主婦が一般的だったのは高度経済成長期の数十年、たった1世代でしかないという事実。
よくあることなんだけど、今現在の社会的な慣習を永続的なものだとみんな勘違いしちゃうんだよ。

みんなでクルマを持つようになってまだたった1世代。
腕時計をするようになって1世代だが、携帯のせいで売り上げが3分の1に激減。
社会人のたしなみと誰も疑ってなかったはずのものが、1世代であっけなく終了。
タバコと酒の消費量は戦後で1人あたり5倍くらいになってて、今みたいにパカパカ摂取するようになって1世代。
(だから健康被害とか出てくるんですよ。当たり前やがな)
バカみたいな飲み会とかやってたのは実は団塊だけ。
タバコは今のペースならあと0.5世代で滅ぶ。
自由恋愛も1~2世代ですよね。
だいたい告白という風習が少女漫画から広まったものじゃなかったっけ。これも1世代。
(社会慣習は意外とフィクションの影響を受けている)
日本女性がブラジャーをつけるようになって1.5世代くらいか。
今のスタイルの葬式がもうちょっと長くて2世代くらい?

ほかにも「実はたった1世代」ってモノや慣習は無数にある。
ちょっとこの事実にお前ら恐怖したほうがいいです。

だからまあ、なんも考えず親世代の真似をしようとするのはやめろ。無理だから。

引用ここまで



これ、面白い視点だと思うんだよね。
実際は専業主婦は江戸時代からあったし、「夜這い」って風習は自由恋愛の一つだと思うんだけど、僅かな例外を抽出して反論するのは、木を見て森を見ずですな。
重要なのは「実はたった1世代」ってモノや慣習は無数にあるってこと。

歴史学者でもない普通の人間にとって、一世代はスッポリ自分の人生そのものなので、同じスケールで動く物事には気がつかないよなぁ。

いつの間にか、たった何十年かそこらで築いた文化や慣習に対し、僕らはあまりに絶対的にとらわれ、生き方を苦しくさせているんじゃないかと。

「こうならなきゃダメだ」とか「これがないと幸せになれない」とか、思い込んでいる事ってあるような気がします。 

もうちょっと常識や慣習から自由になっても、いいよね。